僕は過去に何回か自転車旅行をした。
3度目の北海道の自転車旅行のときはフロントバッグとリアバッグとシートバッグ。
そしてフロントキャリアにテントを括りつけて旅をしていた。
重量は25キロくらいはあると思う。
各装備の価格は、
- mont-bellのリアサイドバッグ 21,525円
- TOPEAKのリアキャリア 5,880円
- mont-bellのシートバッグ 6,615円
- mont-bellのフロントサイドバッグ 12,800円
- MINOURAの布団とキャリア 10,510円
- mont-bellのテント 19,800円
これだけでも8万弱の買い物をしている。
装備に関しては、サイドバッグなどはよほど荷物をつめ込まないかぎりは破れることはない。
僕は三度目の旅ではシートバッグに荷物をつめ込み過ぎたため、帰路時にビリビリと破れて道路に荷物をぶちまけてしまったことがある。
しかし重量さえ守ればそういうことはまずないであろう。
フロントキャリア、リアキャリアの最大積載量は各最大10キロだった。
僕は旅のときは自炊をしていたので、鍋などの食器や米などの食料を積み込み過ぎすぎて10キロは超えていたと思う。
が、キャリアは運よく耐えてくれた。
テントは2記事目にも書いたように、旅の途中で蚊に悩まされた挙句、博多の巨大ショッピングセンター『キャナルシティ』の中のmont-bellで購入したものだ。
ムーンライト1型という一人用テントである。
組み立てやすいのもあるが、重量が2.7キロしかなくコンパクトに収納できるので持ち運びに便利だ。
最終的に僕の旅のスタイルはこのようになった。
余談だが、僕は高校生のときに初めて自転車旅行をした。
9月の下旬ごろの話である。
その時は和歌山県串本町の本州最南端、潮岬を目指して旅をした。
このときは自転車のキャリアにつけるサイドバッグの存在など知らなかった。
家の押入れの奥底で埃を被っていた35L用の登山用ザックに荷物をぶち込んだ。
鍋、米、ガスコンロ、ガス缶、雨具……。
その当時の記録は残っていないので何を入れたかあまり覚えていないのだが、なぜかリンゴを4つ入れていたのと、パンツや靴下などの着替えを何一つ入れていなかったのだけは覚えている。
テントに関してはなくてもなんとかなるか、と思っていたので持っていかなかったが、なんとなく寝袋は必要な気がした。
しかしホームセンターで購入した寝袋はどう頑張っても全然小さくならず、無理してザックに入れたらものすごくかさ張ってしまったので、ホームセンターで適当な荷台とロープを購入して自転車に取り付け、そこに寝袋を縛りつけた。
以上が僕の初めての旅の装備だ。
あのときは荷物を背負って旅することになんの抵抗もなかった。
また、あのときはスケジュールの都合で5日程度しか旅できなかったので、荷物もあまり必要ない気がした。
いざとなれば現地で調達したらいい。
そう思っていたのだが、5日程度なら追加購入する必要はなかった。
あのときお金を使ったのは、途中で無性に食べたくなったすき家の牛丼とカロリーメイトと飲み物などの消耗品だけだった。